明日に明るい 愛[eye]

献眼Q&A

献眼について、よくあるご質問についてQ&A形式でお答えいたします。

 Q1:献眼登録ってどうすればいいの?
 Q2:登録した後でも、献眼登録を取り消せる?
 Q3:献眼に年齢制限はある?
 Q4:視力が悪くても献眼できる?
 Q5:白内障や緑内障の手術をしたけど、献眼できる?
 Q6:献眼できない病気ってある?
 Q7:献体をしたいし、献眼もしたい。これって可能?
 Q8:献眼の連絡ってどうするの?
 Q9:献眼希望者が亡くなってから、いつまでに連絡したらいいの?
 Q10:生前に献眼登録していなくても、献眼できる?
 Q11:深夜でも、献眼の連絡をしても大丈夫?
 Q12:献眼にかかる時間はどのくらい?
 Q13:献眼したら、顔はどうなるの?
 Q14:献眼って、移植につかう角膜だけ提供するんだよね?

Q1:献眼登録ってどうすればいいの?

A.献眼登録は、次のいずれかの手順でお申込みいただけます。

  • 献眼登録申込書でのお申込み
    アイバンク事務局へお電話・FAX・ハガキ等でご氏名・ご住所・お電話番号をご連絡下さい。アイバンクから献眼登録申込書をお送りいたします。ご家族ともよく話し合って必要事項をご記入のうえご返送ください。
  • インターネットでのお申込み
    当ホームページの献眼登録申込書請求フォームあるいはQRコードで所定の項目をご入力いただき、送信してください。

A.登録手続きが完了いたしましたら、アイバンクカードをお送りいたします。
この他、県内ライオンズクラブ様や富山県善意銀行様を通して登録のお問い合わせをすることも可能です。
*「献眼登録申込書」は指定医療機関にもございます。
 指定医療機関
・富山大学附属病院
・富山県立中央病院
・富山赤十字病院
・富山市民病院
・高岡市民病院
・厚生連高岡病院
・済生会高岡病院
・砺波総合病院
▲[このページのトップへ戻る]

Q2:登録した後でも、献眼登録を取り消せる?

A.献眼登録は、いつでも取り消しできます。ご家族が反対であったり、ご意思が変わったりされましたら、アイバンク事務局へその旨をご連絡ください。
また、将来ご家族の同意が得られたりした際には、再び登録なさることも可能です。

▲[このページのトップへ戻る]

Q3:献眼に年齢制限はある?

A.年齢制限は、ございません。
ご高齢の方でも、透明であれば献眼できます。実際に100歳以上の方からもご献眼いただいております。富山県内の最高齢献眼者は、入善町の107歳の女性です。

▲[このページのトップへ戻る]

Q4:視力が悪くても献眼できる?

A.視力が悪くても、献眼できます。
近視・乱視・老眼・色覚異常といった眼の症状や異常、白内障や緑内障等の眼の病気があっても献眼可能です。
角膜さえ透明であれば献眼できますが、レーシック手術を受けた方は移植を行う際の術式が限られますので、必ずお申し出ください。

▲[このページのトップへ戻る]

Q5:白内障や緑内障の手術をしたけど、献眼できる?

A.白内障や緑内障の手術をしていても、献眼できます。
白内障や緑内障は、角膜とは別の部分の症状ですので問題ありません。角膜移植のぺージの「眼の構造について」をご覧ください。
たとえば、白内障は水晶体が濁ることで発症しますが角膜とは別の場所にあります。

▲[このページのトップへ戻る]

Q6:献眼できない病気ってある?

A.エイズ・B型肝炎・C型肝炎・神経性疾患・敗血症・白血病などの病気の方からは、提供をいただかないことと法的に定められています。移植を受ける方への感染を防がなくてはならないからです。

▲[このページのトップへ戻る]

Q7:献体をしたいし、献眼もしたい。これって可能?

A.医学生たちの実習のため解剖学教室等に身体を提供する「献体」と角膜移植のための「献眼」が同時にできるかどうかは、各都道府県で異なります。
富山県では、現在「献体」と「献眼」を同時に行うことはできず、過去に両方ご登録されていたかたでも、いざという時にどちらかを選択しなくてはなりません。(詳しくは、富山大学しらゆり会様へお問い合わせください。TEL:076-434-2281内線2309)

地域によっては献体と献眼の両方を同時に行うことができ、献眼時には片眼だけご提供いただくというところもあります。

▲[このページのトップへ戻る]

Q8:献眼の連絡ってどうするの?

A.もし献眼をご希望されている方が亡くなってしまった時は、できるだけ早くご担当の医療者やご家族の方が献眼連絡先へお電話してください。
(献眼連絡先:076-434-5710)24時間・365日受付対応
また、角膜が乾かないように、そっと瞼を閉じておいてください。

▲[このページのトップへ戻る]

Q9:献眼希望者が亡くなってから、いつまでに連絡したらいいの?

A.夏であれば6時間以内、冬であれば8時間以内に摘出することが望ましいですが、この時間を過ぎたからといって献眼できないわけではありません。 うかがいました医師が角膜の状態を見て、ご提供していただけるかどうか判断させていただきます。

▲[このページのトップへ戻る]

Q10:生前に献眼登録していなくても、献眼できる?

A.ご本人が提供拒否の意思表示をしていない場合は、献眼できます。遺言があったり、ご家族が希望なさる場合には、献眼連絡先へご連絡ください。

▲[このページのトップへ戻る]

Q11:深夜でも、献眼の連絡をしても大丈夫?

A.はい、献眼のご連絡は365日24時間受け付けております。
但し、17時以降~翌朝9時と土・日・祝の電話対応は富山大学附属病院眼科医が対応致します。

▲[このページのトップへ戻る]

Q12:献眼にかかる時間はどのくらい?

A.場合により異なりますが、準備と後片付けの時間を含めまして約1時間かかります。

▲[このページのトップへ戻る]

Q13:献眼したら、顔はどうなるの?

A.ご提供いただいた後は綿球と義眼を挿入して、お顔がご生前と変わらないように整えさせて頂きます。その後、ご家族にお顔のご確認をしていただきます。

▲[このページのトップへ戻る]

Q14:献眼って、移植につかう角膜だけを提供するんだよね?

A.角膜だけを提供することも出来ないわけではありませんが、衛生上の問題等により頂いた角膜をより良い状態で移植するために、富山県アイバンクでは現在のところ眼球全体をご提供いただいております。 また、強膜も移植に用いることがあります。

▲[このページのトップへ戻る]